オナガサナエ(神奈川県)Onychogomphus viridicostus


 
 ♂は電線などによく止まるので、腹端部が大きく膨れた独特のシルエットがよく目立つ。数は多くはなく、あまり見つけやすくもないが、実は意外と広く棲息しているようだ。ツバメの巣立ち雛を観察している時、親鳥がいきなりこのオナガサナエを運んできてびっくりしたこともある。

 
 

 
 

♂2001,7,1



♀ 2001.6.3



 この♀は水面に降りてきてバシャッと水に飛び込んだかと思うと水に浮いたまま動かなくなってしまった。木の枝で救い上げて写真を撮っていると次第に羽を震わせ始め、一気に林の梢目指して飛んで行った。写真を撮れたのは嬉しいが、なんでこうなったのだろうとしばらく首をひねってしまった。わりと未熟な個体だったのだが、水浴びをしてみたはいいが飛び上がれなくなった、ということだろうか。もう少しで鯉の餌になるところだった。



 

2002.7.6 羽化殻

 毎年近所でやけにオナガサナエを見かけるので、どこで出ているのか不思議だったが、住宅地の水路でようやく羽化殻を見つけることができた。







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