
ミルンヤンマ
2001,8,10東京都
山地の渓流などで見られるやや小柄な感じのヤンマ。本種も主に朝夕活動するが、秋には日中でも渓流の上空をゆったりと飛んでいる姿が見られる。どちらかというとやや平地寄りの川に住むコシボソヤンマに比べ、まだ比較的河川改修等の被害を受けずに済んでいるのかもしれない。
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朝、何かいるかな?と渓流に下りるといきなり足元から大型のトンボが飛び立ち、苔の生えた朽木に止まった。随分ふらふらと頼りなげに飛ぶので一瞬何だろうと思ったが、体の模様を見てすぐにミルンヤンマと判った。近づいてみると右翅が曲がってしまっていて、どうやら羽化に失敗してしまったようだ。ミルンヤンマをこれほど近くでゆっくり見るのは初めてだが、くすんだ緑色の複眼はまるでマスカットのようにみずみずしく、なかなか美しかった。
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